熟語と早合点しないように

行方昭夫『英語のセンスを磨く』(岩波現代文庫)より。

 

What, one asks oneself, can the future have to offer them when the glow of youth has departed and...(中略)?

 

前後の文脈がないと分かりにくいので申し訳ないが、この中の have と to のところを「have to(〜しなければならない)」と思い込み、それが頭から離れなかった。ここは単に「have」は「持っている」という意味。「to offer them」はただの不定詞句。

 

このように、have to とか、used to とか be used to とか、見た瞬間についつい熟語(慣用連語)だと解釈してそこから抜け出せなくなることがある。

 

注意。